【群馬県】④「窓」や「床」「天井」の断熱リフォーム
さきほどご紹介した断熱リフォームは「壁」に施工する方法でしたが、「窓」や「床」「天井」などの他の部分も断熱対策も重要になってきます。
特に窓は断熱対策において大きな比重を占める箇所で、外気の出入りの7割以上は窓からといわれています。
窓の断熱リフォームでは、一般的には内窓を設置することで気密性を高める方法がとられています。
用いられるガラスの種類は「単層ガラス」や「複層ガラス」など様々ですが、基本的に複層ガラスの方が断熱効果も高く、その分費用は高くなります。
次に天井の断熱リフォームですが、こちらは「敷き込み工法」と「吹き込み工法」があります。
敷き込み工法は天井の骨組みの間に断熱材を詰める方法で、費用が安く工期も短めで済むというメリットがあります。
そして吹き込み工法は綿状の断熱材を天井の一帯に吹き込んでいく方法です。
障害物があっても隅々まで行き届かせることができ、費用は高くかかるものの、敷き込み工法よりも高い断熱効果が期待できます。
最後に床の断熱リフォームですが、こちらは既存の床はそのままで床下に断熱材を取り付ける方法が一般的です。
ただ、フローリング等が傷んでいる場合は床ごと取り換えるケースもあります。
ただ、前述の内断熱に比べると費用は高額になりやすく、また外壁が厚くなるのでその分敷地が狭くなってしまうというデメリットもあります。
また気密性の高さゆえに、換気状態には注意を払わなければなりません。